ユーザーの株式会社サンリッツ様にてご担当者様にインタビューを行いました。

偏光板のリーディングカンパニー「サンリッツ」様が、ADAPを導入した目的。
市場環境の変化に対応し、生き残りをかけた生産改革への思いを語っていただきました。

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結局のところは、技術的に業界で先行していたわけですから、
始めはお客さんの方から「ちょっとくらい納期が悪くてもいいから製品をちょうだいちょうだい」って言われて
売り手(サンリッツ)がコントロールできたんですけれども、
今度は他社さんも出てくると「いえ、もうサンリッツさんは遅いから」
ということになってくると、やっぱりこの市場環境に対応しなければいけないわけですよ。

しかしそれに乗り遅れていたというのが現状としてはあるんですよ。

どこが悪かったということを分析していくとやはり「リードタイム」で、
あとはもう一つあるんですけど、
日本が、今、市場が日本よりも外国になっているんですね。

製品が日本からわざわざ船便で行かなくちゃいけないんですよ。それだけにもリードタイムってかかるわけで。
「ニアサイドで作れ」っていうのが ユーザーさんの要求ですからね。

そういったことを考えたときに、今までのExcelでそれぞれの個人個人が好きに、
言葉悪いですけれども好き勝手に、その人にとって見ればやりやすい方法なんだけれども、
それは全体として見た時にどうか。
そういう時に、管理手法はやっぱり個性がでますよね、もう自分で作ったソフトというか。
同じようなことをこっちでもあっちでもやっているようになっていて。

材料調達から製品の出荷までのこの部分を、
全部が、見れるようなシステムははないのかな、と。上手い具合に。
入って来たものをポンポンポンポン「情報が更新されるようなシステムはないかな」ということで探してきて、
それに合致したのが「ADAP」でした。