ADAPの「つながりの見える化」についてもう少し教えてください

各工程が、関連する工程の情報を把握することでSCM全体を見渡せるようになることです

生産現場から見れば、今日の生産計画が、その後どのようなタイミングで、後工程で使われ、どのくらいの期間在庫され、いつお客様の手に渡るのかといった、道のりがすべて見渡せます。前工程がどこまで終わっているのかも分かります。
遅れた場合の影響が判り易く、調整のための判断もすばやく行うことができるようになります。

営業から見れば、お客様への納期を守るために、受注がどのような計画でつながっているのか、進捗はどうなっているのか、在庫が引きあたっているのか、といったつながりが最上流の工程まで見渡せます。
上流、下流が、同じつながり情報を見ながら、コミュニケーションをとることで、調整が容易になるばかりでなく、相互理解が深まります。

相互理解の深まりが、よいコラボレーションを生み、現場の事情と需給のタイミングの双方にバランスをとる生産管理が実現します。