リスクに基づく品質保証と安全設計

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品質保証は、「試験による品質保証」から「設計による品質保証(QbD)」へ。
安全設計は、「壊れないから安全」から「壊れても安全」へ。

品質保証や安全設計の考え方の変化により、品質の作りこみや安全の実現にも、変革が求められてます。カギとなるのは「設計源流でのリスクへの気づき」です。IHSリスクマネジメントソリューションは、製品が高度複雑化しても、設計源流でのリスク対策の影響の可視化し、抜本的なリスク対策を強力に推進いたします。


リスク情報の活用

各組織で明るみになったリスク情報が蓄積されても、担当者が交代したり、組織をまたいだりすると参照することができず、せっかくのリスク情報が活用されないケースが聞かれます。IHSリスクマネジメントソリューションなら、中央集約型のデータベースで組織をまたいだリスクマネジメントを実現し、さらに関連するデータの候補表示といった機能で、抜けもれなく、必要なリスク情報を参照できます。

変更の影響範囲の明示

リスク低減策として設計を変更しようとしても、変更による影響をしっかり把握しなければ、リスク低減のつもりでも、別のリスクを生じさせる原因になりかねません。IHSリスクマネジメントソリューションで設計リスクを管理すれば、設計変更による影響を容易に特定することができます。新たなリスクを生じさせることなく、設計変更により安全にリスクを低減することが可能となります。

安全設計の継承

誰が、いつ、どのような目的で設計変更を行ったのか...IHSリスクマネジメントソリューションは関連する情報を自動的にタグ付けし、構造化しながらデータを蓄積していきます。後から異なる担当者が情報を参照しても、変更が加えられた意図など、必要とする情報を容易に引き出すことができるようになります。積み重ねられた安全設計を明確な根拠とともに継承することができ、世代をこえて、継続的に安全性を高められます。