リスクに基づく安全設計の実現

安全・安心が特に強く求められる自動車業界においては、潜在するリスクに徹底的に対策を打つだけではなく、万が一リスクが顕在化し、不具合が起きた際にも、安全が守られる仕組みを構築することが求められます。
Spheraリスクマネジメントソリューションは、リスクを洗い出すだけでなく、リスク対策を設計にフィードバックし、リスクに基づく安全設計を実現いたします。リスク対策の明示も可能となり、安全策を社会に示しながら、製品品質を継続的に向上させます。

国際規格への対応

ISO26262への対応

自動車の車載電子制御向け機能安全規格ISO26262対応での利用を想定し、FMEAなどリスク分析やFMEA信頼性解析、安全要求事項の展開などを手順化した「自動車向け機能安全規格ISO26262故障解析テンプレート」をご活用ください。ISO26262対応を進められている日本のお客様の声を取り込み、各Partで求められるリスク分析や信頼性解析を作業効率よく抜けもれが発生しないよう、作業フローに合わせた入力シートと各分析相互間のデータ連携を図って構築しています。
詳しくは「自動車向け機能安全規格 ISO26262 故障解析テンプレート」をご覧ください。

IEC62380への対応

前述のISO26262への対応で要求されるハードウェア（電子デバイス）の定量的な故障確率を算出できる「IEC62380故障率算出シート」をご用意しております。IEC62380故障率算出シートについて、詳しくは「IEC62380 故障率算出シート」をご覧ください。

その他国際規格、リスク分析手法への対応

ISO26262、IEC62380のほかにも、ISO/TS16949で要求されるDRBFM、APQPなど、自動車業界で求められる様々な国際規格、リスク分析手法に対応実績がございます。
国際規格やリスク分析手法への対応について、詳しくは「グローバルスタンダードのリスクマネジメント」をご覧ください。

柔軟カスタマイズ

各種規格・リスク分析手法に対応しつつも、お客様それぞれの要望に応じてテンプレートを変更できる柔軟性も備えており、組織内へのスムーズな浸透をサポートいたします。

お客様ご自身によるテンプレートカスタマイズも可能です。

基本的なテンプレートカスタマイズは、トレーニングをお受けいただくことで、お客様ご自身でも実施いただけるようになります。トレーニングについて、詳しくは「導入トレーニング・コンサルティング」をご参照ください。

ノウハウ・知見の引継ぎ

Spheraリスクマネジメントソリューションでは、投入されたデータが蓄積されるだけでなく、抜け漏れなく活用されるように、様々な機能を備えています。この機能により、ベテランの方のノウハウ遺失防止や、回数を重ねるごとに精度の上がるリスクマネジメントを実現します。詳しくは「リスク・トラブルの知見化・継承」をご覧ください。